トランプ次期大統領の企業に対する攻撃は
空調機器大手に続きフォードにも向かったようです。
本日の日本経済新聞によると米フォードは
メキシコ新工場の建設を撤回表明したようです。
本来のフォードの目的は
アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国FTA(NAFTA)の制度を活用し、
自動車の製造をメキシコで行ってアメリカに輸出する事により
NAFTAの特恵関税の恩恵を受ける予定でした。
しかし、アメリカの雇用がメキシコに奪われるとの懸念から
トランプ次期大統領は車の関税35%をかけると脅しをかけました。
フォードはこれに対抗しておりましたが1月3日正式に
新工場の設立を正式に撤回するに至ったようです。
当然これはNAFTA条約に反する行為であるため
アメリカはメキシコから違約金を要求される可能性があるが
それでも強硬姿勢は崩さないようです。
一見米国での雇用問題にとってプラスに見えますが
あまり極端にメキシコ産業を攻撃すると
後々アメリカ経済にも悪影響がでてきそうな気がします。
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