日欧EPAの締約内容詳細を紹介します。
欧州への輸出、欧州からの輸入を予定している方は是非一度ご確認を!
関税評価
–international版
–EU版
世界のHSコード分類事例を用いた関税削減手法を紹介します。
最終更新日 By 河副太智 Leave a Comment
日欧EPAの締約内容詳細を紹介します。
欧州への輸出、欧州からの輸入を予定している方は是非一度ご確認を!
関税評価
–international版
–EU版
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EU向けの貨物に関わる関税削減において
重要な情報がEUから動画コースで紹介されております。
EUだけの専門用語等もありますが
基本的な内容は全国共通ですので、
EU向けでない貨物の輸出者様によっても非常に有益な学習動画です。
また、今後広がっていく自由貿易経済連携の知識を要する
通関士様にも為になる学習動画かと思いますので
是非ご覧になってください。
FTA/EPA学習コースは会話形式で行われます。
上級税関職員のMargotさん
税関職員のAnnaさん
商社マンのVincentさん
の3人がFTA/EPAについて質問、回答を行います。
EU内の税関において貨物がどのHSコードに該当するか
事前に書面で回答をもらうための手続き
EU内にて経済連携協定国からの貨物を原産地証明書を用いて
減免税する為の原産地規則等の解説
関税評価の適用についての解説
貨物がEU内に到着後の手続き、保税制度の解説
EU内での税関手続きを解説
EU内での商取引における消費税(VAT)と免税について
国内取引、EU間取引、国際取引等一般税制の解説
(要Flashインストール)
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河野外相は欧州通商政策担当のマルムストローム欧州委員と電話会談で
日欧EPAを年内の最終合意を目指す方針を示しました。
日欧EPAは7月に大枠合意をしましたが
投資分野に関しては意見がまとまらず、このままでは日欧EPAの
進展が遅れるという事で、一旦投資分野に関しては合意条件から外し
別の協定で取り扱うという事で合意しました。
これによって年内の最終合意にめどがついた模様
日本政府は日欧EPAによって打撃を受ける産業のうち
チーズ製造向けの生乳と輸入小麦に対して対策を行う予定です。
チーズに関しては世界的に人気のある欧州産チーズが関税削減によって
安く輸入され、競争にさらされる事を予想し、
酪農家に対し生産量に応じて補助金を交付する予定となっており、
日本のブランドを確立する為の助成も検討しているようです。
また、欧州産パスタの関税が撤廃される事による安価なパスタ対策に
政府が輸入小麦を製粉業者に売り渡す際に発生する上乗せ徴収費用
「輸入差益(マークアップ)」を削減し、欧州産のパスタの流通に
国内業者が対抗できるようにパスタ業者の仕入れコストを削減する
方針を検討しています。
更に日欧EPAとTPPの発行を見据え
農業分野の国内対策に3,000億円を計上する事を検討しています。
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政府は今年7月に大枠合意した日欧EPAの関税撤廃の内容を発表。
日本側の関税は94%撤廃という形になり
TPPの95%とほぼ同じ撤廃率となったようです。
産経新聞によると交渉の的になったのは乗用車などの工業製品を
互いに数年かけて100%撤廃という事ですが
日本の乗用車関連の関税はもともとゼロになっているので
こちらに関しては日本側にとって非常に有利な内容かと思われます。
農林水産物では日本は」約82%の品目で撤廃する方針です。
農林水産省によると日欧EPAが発行した場合の国内影響について
関税の削減によって競争激化が見込まれるのは
乳製品、牛肉、豚肉、木材の4品目であり、
長期的に日本産の価格下落が懸念されるとの事です。
大麦や鶏肉、オレンジ、サバなどの大半の品目に関しては
欧州からの輸入量がもともと少ないという事もあり、
影響はそれほど大きくないとの見方です。
競争力の強化が必要な品目に対しては
対策を検討し、関連経費を2017年度補正予算案に盛り込む予定です。