タグ: 人工知能

じわじわと増え続けておりますね。

特に気になったのはANAグループで国際物流を担うOCS様の
「OCS東京スカイゲート」

以下の動画はあえてスタートから36秒後の動画です。
「税関手続きも…全部自動」とあります。

時代の流れに追いつけないのかもしれないと焦りますが
通関を自動でどうやってやるのだろう？と不思議です。

私の勝手な推測ですがAEO通関業者という事なので
日本到着前に通関を済ませ、到着時に許可済みになっている貨物を1階へ
許可前の貨物（審査、検査対象）を別のフロアーで処理？
という感じでしょうか？

カーゴニュースでは以下のように紹介されておりました。

貨物搬入からトラック搭載までの作業リードタイムは
輸入貨物で従来の約30分から９分へ

きゅ、、9分？30分でも十分爆速ですが？？
（私の経験は海上のみ）

今回の記事ははてなマーク連発で特に結論はありません　m(-_-)m
ワクワクさせてくれる動画でしたので紹介してみました。

明るい日本の未来を期待します。

関税削減ツールの一つとして
AI（人工知能）の使用を検討しております。

今のところ考えているのは
1.世界中の貿易統計データ（通関統計）を使用して
原産地規則を満たす一次、二次製品を安く継続的に調達できる国を
「ネットワーク分析」という手法で特定する方法。

2.スパゲッティボウル現象と呼ばれる
世界中の自由貿易協定の複雑な条約、原産地規則をスムーズに
理解し、最大限に利用するための「自然言語処理」

3.化学品などの難解なHS品目分類を行う「機械学習」

4.貿易取引、電子決済、通関等手続き、原産地証明、原産地証明書等の
ブロックチェーン化によるスムーズな国際取引に関する技術

という路線で考えております。

時間はかかるかもしれませんが日欧EPA、TPPなどを含め
世界中に広がる自由貿易協定ネットワークを最大限活用する
関税削減の為のAIツールを提供する事を目標としています。

私は現在AI（人工知能）をAidemy様の講座で学習中です。
こちらはプログラミング入門からディープラーニングまで
無料で学習できます。

いずれ貿易実務にもAIが必要不可欠な時代が来ると思いますので
興味のある方にはお勧めです。

現時点で私が学習している内容は
タイタニックの乗客のデータセットを使用した教師有り学習です。
乗客データ（年齢、性別、部屋の等級、乗船地等）をcsvから読込み
どのような分類に属する人が生存、あるいは死亡したのかを
AIに判断させるというプログラムです。

工夫した点は以下の２点です。
1.複数の分類器のスコアをグラフに出す事
2.データクレンジングがスコアに与える影響を知る事

結果
1.今回のデータはランダムフォレストが一番有効と判断
2.Age（年齢）の値Naをfillnaで処理するよりも
行ごと削除してしまった方が
スコアが高くなる事を知る事ができました。

AEO取得通関業者2018年2月現在