以前の記事特恵基準とは何か?で原産制の高さを表す記号を
紹介し、基本的には以下の3点になるとお伝えしました。
1.WO=完全生産品(Wholly Obtained)
2.PE=原産材料のみから生産される産品 (Produced Entirely)
3.PS=非原産材料を使用して締約国内で生産(Product Specific)
しかし、この3つは一般的な名称であるだけであり、
実際には国よって微妙に呼び方が異なり、
原産地証明書の8欄名に記載される記号も異なります。
非常にややこしいのでこちらは画像で紹介します。
完全生産品は一般的に”WO”と呼ぶと申し上げました。
一覧を見てみるとタイ、アセアン包括、ベトナム、オーストラリアの
完全生産品は確かにWOと呼ばれるようですが
他の国では異なるのがわかると思います。
その他にも付加価値基準、加工工程基準を満たした物の記号も
国によって複雑に分かれているのがわかると思います。
この一覧は税関セミナー資料9Pに記載がありますので
是非参考にしてください。
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