実質的変更基準の内の一つに関税分類変更基準があり、
そこでは非原産品のHSコードが特恵受益国での加工によって
どう変化するかが特恵関税適用の可否を判別します。
ここで知っておかなくてはならないのは
HSコードの桁数に対しそれぞれ呼び名があるという事です。
頭2桁を類
頭4桁を項
頭6桁を号
と呼びます。
細かいですがこれは絶対に覚えてください。
なぜかというとこれら3種類は関税分類変更基準で
「他の号の材料からの変更でないと認めない」とか
「同じ類の材料からの変更でないと認めない」という基準があります。
このような基準を読む際に類、項、号という考え方が頭に入っていないと
品目別分類規則の解読が困難になります。
※税関セミナースライドより引用
頭2桁を類
頭4桁を項
頭6桁を号
大変ですが上記3種類は是非頭に叩き込んでください。
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