インドとの貿易取引を行う場合、輸出入規制やHS分類、FTA/EPA等において
悩む事が多い事かと存じます。
他の国々と比較してインドの制度はわかりにくい部分も多く様々な混乱が発生する為、
情報収集をしたところ、非常に誠実で知識豊富な頼れるアドバイザーとコンタクト
する事ができました。
大抵の悩み事は彼が解決してくれるでしょう。
インドにおける貿易制度に関してお悩みの方は是非一度彼にコンタクトする事を
お勧めします。
世界のHSコード分類事例を用いた関税削減手法を紹介します。
最終更新日 By 河副太智 Leave a Comment
インドとの貿易取引を行う場合、輸出入規制やHS分類、FTA/EPA等において
悩む事が多い事かと存じます。
他の国々と比較してインドの制度はわかりにくい部分も多く様々な混乱が発生する為、
情報収集をしたところ、非常に誠実で知識豊富な頼れるアドバイザーとコンタクト
する事ができました。
大抵の悩み事は彼が解決してくれるでしょう。
インドにおける貿易制度に関してお悩みの方は是非一度彼にコンタクトする事を
お勧めします。
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イギリス・EUの間でのEU離脱協定が締結された為、2020年1月31日
をもって、イギリスはEUから離脱することとなります。
そこで、今まで運用されてきた日EU・EPAを利用して削減できる関税が
通常関税率にすぐに戻ってしまうのかと懸念される事かと思いますが、
離脱後は一定の移行期間(2020年12月31日まで)が設けら
れる事となり、この期間中は日本を含む第三国とEUとの間で締結して
いる国際約束を含むEU法がイギリスに適用されます。
イギリスのEU離脱から移行期間2020年12月31日(木)までは…
■日本に輸入されるイギリス産品は日EU・EPAを適用して関税削減が可能
■イギリスに輸入される日本産品は日EU・EPAを適用して関税削減が可能
移行期間経過後の扱いは発表があり次第報告させていただきます。
出典:税関HP
Brexitに伴う関税についてのイギリス税関への問い合わせ
Imports and exports: Brexit enquiries
Telephone: 0300 3301 331
Monday to Friday, 8am to 6pm
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日本のRCEP交渉は現在インドを含めた16カ国の参加を求めているが
昨年11月インドはRCEP交渉からの離脱を表明する事になりました。
その要因の一つと考えられるのがインド最大の酪農協同組合で
グジャラート州酪農協同組合連合会によるRCEP交渉の反対表明です。
同組合はRCEPで安価なオーストラリア産やニュージーランド産の乳製品
が市場に出回るようになれば、国内の酪農業が大打撃を受ける事を想定
しており、インドのRCEP交渉離脱に大きく影響を与えたのではないかと
考えます。
更にインドは中国からの安価な品目が大量に輸入される事に関しても
強く懸念を抱いている事もある事からインドを含めたRCEP締結には
まだまだ粘り強い交渉が必要になるでしょう。
参考:日本農業新聞
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日米貿易協定によって今後自動車や自動車部品の関税はどうなるのか
非常に気になるポイントかと思います。
外務省HPに日米貿易協定の協定文があり、ここから自動車関税に
ついての規定を確認したい所ですが、本記事執筆時点では日本語版協定文
には今後の自動車関税に関しての記述がありません。
日本語版協定文の最後には「付属書Ⅱは、英語により作成され」と
ある為英語版協定文を確認してみるとANNEXⅡの7項に以下の規定が
ありました。
7. Customs duties on automobile and auto parts will be subject to
further negotiations with respect to the elimination of customs duties.
この規定の意味について茂木敏充外相は「撤廃が前提だ」と主張し、
これに対し国民民主党の玉木雄一郎代表は「撤廃は約束されていない」と
反論したと報道されています。
私がこの規定を読むと
「自動車と自動車部品の関税は関税撤廃についての更なる交渉の対象」
と捉えますので、関税撤廃するかどうかはあくまで交渉の結果次第とも
読めますので、この規定があるからといって自動車関税撤廃の確定や、
追加関税の対象から除外されたと考えるのは無理があるのではないかと
考えます。
日本語版協定文に日米の本意が明確に表現されるよう訳される事を
願っております。
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米国向けの貨物でGSP(開発途上国からの関税率引下げ)適用貨物の場合は
原産地証明書(Form-a)の提出により関税削減の恩恵が得られますが、
US Trade Representativeによるとインドとトルコからの輸入
貨物に対するGSPの適用を廃止する予定であるとの告知がありました。
United States Will Terminate GSP Designation of India and Turkey
インドに関してはGSPの適用が今後の米国の経済にどのような影響を
与えるかについての報告が不十分であったことが原因で停止となり、
トルコに関しては既に経済発展が十分に進んでいる為、今後GSPの
恩恵を与える必要が無くなったと判断したようです。
GSPの適用停止までの期間は連邦議会、インド政府、トルコ政府への
通知が発せられた日から60日以降になる予定です。
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トランプ氏のツィートによると中国がアメリカ産の自動車に対する関税を
下げる事に同意をしたとあります。
China has agreed to reduce and remove tariffs on cars coming into China from the U.S. Currently the tariff is 40%.
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年12月3日
中国で人気車種トップ10は以下のようになっており、
そのうちの6種はドイツブランドのアメリカ製造車となっており、
中国側がアメリカ産自動車の関税を下げるとこれら車種の価格も
下がる事が予想されます。
ソース: LMC Automotive; graphic by Bloomberg Businessweek
Note: Figures show projected 2018 unit sales
本来中国側の自動車関税は15%でしたが米中貿易戦争の影響で
関税率はトータルで40%になっておりました。
米中貿易戦争では中国が弾切れ状態にありましたので遂に折れたという形に
なるのでしょうか?今後の動向に注目していこうと思います。