日本に輸入する貨物のHSコードを調べる際に必要となる資料は
主に以下の通りです。
■実行関税率表
■英語版実行関税率表
税関のHPに掲載されている品目別の関税率一覧。部類注規定もここから確認。
■webタリフ
■英語版webタリフ
上記の実行関税率表をシンプルに表示し、キーワード検索もできるツール。
■関税率表解説
実行関税率表の品目分類方法を細かく解説した資料。ここから分類例規も確認。
↓分類例規
■事前教示回答事例
輸入者から税関に対し、品目分類の照会をした際の回答事例のデータベース。
日本の税関に対しては品目分類の事例として拘束力を持つ事がある為、
類似の事例がある場合は非常に参考になる。
↓検索画面
↓検索結果
※当該データベースは照会日から3年を経過すると削除されるので
自社に有利な事例は印刷して保管する事をお勧めします。
海外の税関にもこのような事前教示回答事例が存在します。
日本の税関に対しては直接の拘束力を持ちませんが、HS6桁レベルでの分類
であれば分類範囲は基本的には共通である為、豊富な分類事例を知る事ができる。
■米国税関(CBP)事前教示回答事例
輸入者から米国税関に品目分類の照会をした際の回答事例のデータベース。
日本の税関に対して品目分類の事例としての拘束力を持たないが
数十万件の回答事例が保存されており、HS6桁レベルでの分類であれば
分類範囲は基本的には共通である為、豊富な分類事例を知る事ができる。
(アメリカ向けの貨物のHS分類に関しては強力な事例となり得る。)
↓検索画面
↓検索結果
■欧州(EU)税関事前教示回答事例
輸入者から欧州税関に品目分類の照会をした際の回答事例のデータベース。
日本の税関に対して品目分類の事例としての拘束力を持たないが
EU加盟国全てに対して行われた品目分類照会の回答事例が保存されており、
HS6桁レベルでの分類であれば分類範囲は基本的には共通である為、
豊富な分類事例を知る事ができる。
また、画像付きの事例もあるのでとてもわかりやすい。
(EU向けの貨物のHS分類に関しては強力な事例となり得る。)
↓検索画面
↓検索結果
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